Galaxy Foldと過ごした2週間。iPadやNote10+の出番も奪う使えるスマホだった

10月25日、ついに国内でも発売されたGalaxy Fold。 約25万円という価格や、果たして自分に使いこなせるのか自信の持てない折りたたみ機構など、予約こそ行うも買わないつもりでいたものの、初回入荷分で購入できる旨の連絡が来てしまったため、勢いで購入してみました。 毎日四苦八苦しながらどう付き合っていくのが便利なんだろうと考える日々が続いていますが、購入から2週間が経過し筆者なりに便利だと感じているGalaxy Foldの使い方を今回はご紹介していきます。 マルチウインドウが大活躍 複数のアプリを、画面を分割し立ち上げることのできるマルチウインドウ。Galaxy Foldを開いたときの大画面で、かなり便利に使っています。 このマルチウインドウはAndroid 7から存在するAndroid標準機能で、一般的なスマホでは、アプリを上下に分割して表示します。筆者は搭載された当初こそ、新しいものを試してみたいがために画面の半分に動画や地図を表示して使ってみはしましたが、イマイチ使い勝手が良くないと感じ、最近では使うことがなくなっていました。 こうした経緯もあり、Galaxy Foldでも「あまり使うことはないだろう」と考えていたのですが、その予想はいい意味で裏切られました。 筆者がマルチウインドウをよく活用しているのは「何かしながらメモを取る」ようなシーンです。 たとえば、  ・SNSで流れてくる気になったワードをメモ  ・メールで届いたニュースリリースの気になる文言をメモ といった時に活躍します。マルチウインドウでOneNoteを開いておき、「後で調べよう」と考えたものをガシガシとコピペ。落ち着いて作業できるとき、PCで一気に消化しています。 もちろん、今までもアプリの切り替えで行えたことなので「Galaxy Foldだけ」の便利機能ではありませんが「見ているもの」と「メモしているもの」が同時に表示できるというだけで、タスクの見える化ができているのは便利になったと言えるのではないでしょうか。 電子書籍が読みやすい。iPad miniの仕事を奪ってしまった Galaxy Foldの購入を決めた時点で役割として真っ先に思い浮かんだのはKindleなど、電子書籍のビューアーとしての使い方。 これまでは「iPad mini」や「Kindle Paperwhite」を持ち歩きの電子書籍ビューアーとして活用してきましたが、Galaxy Foldの購入以降は出番がなくなっています。最近はスマートフォンの画面も6インチ台の機種も多いため、タブレットや専用デバイスを使わずとも読みづらいといったことは減ってきました。 しかし、Galaxy Foldの約7.3インチの画面サイズは実際に見比べてみると、数字以上にその大きさを実感します。電子書籍の読みやすさも段違いです。 特に見やすいと感じるのは開いた状態で横にすると見開き表示になるところ。 これ自体はiPadなどタブレット端末にもある機能ですが、別デバイスを使わずGalaxy Foldというスマートフォン1台で実現していることに感動を覚えます。 内蔵ストレージも512GBと大きいため、久々に読み返したくなった巻数の多いマンガを一気にダウンロードしておけるのも個人的には高く評価しています。 撮影データのチェックに便利 発表会の取材はもちろん、趣味としても一児の父親としてもカメラを使う機会の多い筆者。外出先で撮った写真を大きな画面で取り込むために以前はノートPCを、最近はiPad Proを活用していました。 現在愛用中のカメラはソニーのα7R III。カメラとiPad ProをUSB Type-Cケーブル一本で繋いで取り込みが行えるの点が気に入っているのですが、同じことをGalaxy Foldでも行えました。 カメラだけを持って出かける際に、Galaxy Foldはポケットの中に入りますし、タブレットを収めるために大きなカバンを持っていく必要もありません。 財布と一緒にケーブル1本入るショルダーバッグで十分です。 Galaxy Foldとα7RIIIの組み合わせは、荷物をコンパクトにまとめつつ、今までノートPCやiPad頼みだった写真の取込、さらに加工やデータのアップロードまでを行えます。ディスプレイも折り目が気になることはありますが、有機ELの発色の良さと解像度の高さは編集時にも役立ちます。 もちろん、Snapdragon 855と12GB RAMというパワフルな性能も相まって、編集作業もスムーズに行う事ができます。 使いこなせる自信のなかったGalaxy Foldですが、いざ使い始めてみるとiPadの出番を奪いつつあり、Galaxy Foldの1週間前に年一で買い替えるメイン端末として選んだGalaxy Note10+の出番をも奪いつつあります。 もちろん使っていて気になる点がないわけではないのですが、ポケットの中に入る端末として、日々新しい体験ができているのは確かです。 関連記事: 折りたたみスマホ Galaxy Fold レビュー。ガチ勢専用の高コスト可変機 閉じても開いても使えるGalaxy Foldは現代のコミュニケーターだ:山根博士のスマホよもやま話