PC出荷台数がビジネスとゲーミング需要で増加 2012年以来で初

[Engadget US版より(原文へ)] ここ数年のPC出荷台数の減少傾向を耳にしていたであろうあなたにとって、今回のニュースは驚きとなるかもしれません。4月から6月の世界PC出荷台数が前年同期比で1.4%増加したのです。 市場調査会社のガートナーとIDCは、この増加はビジネス向けのWindows 10搭載ラップトップやデスクトップ、ワークステーションへのアップグレードが要因だとしています。IDCによれば、同期のPC出荷台数は6230万台で2.7%の伸び、そしてガートナーによれば6210万台で1.4%の伸び。最も伸びが大きかったのは、プレミアムモデルとエントリーモデルのPCです。 注意しなければならないのは、これはPCの出荷台数の伸びであって販売台数ではないことです。もちろんこの2つは互いに影響するものですが、それでも全く異なる統計です。またそれ以上に、これはたった3ヶ月間の集計で、両調査会社によれば昨年同期の出荷台数はかなり軟調でした。まぁそれはともかく、今回はPC業界にとっていいニュースです。IDCによればHP(ヒューレット・パッカード)はトップとなる8%近い伸びを記録し、レノボやデル、アップル、エイサーがそれに続くトップ5です。 ただしガートナーによればこの調子は長続きせず、組織がWindows 10へのアップグレードを完了する2年後にはビジネス向けの需要は減少するだろとしています。またガートナーは、一般向けPCも人々がより作業環境をコンピューターからスマートフォンやタブレット端末に置き換えることから、市場成長に影響を与えるだろうとしています。 一方IDCによれば、ゲーミングPCの出荷台数が伸びていたそうです。これは少し考えれば、状況が理解できるはず。昨年の夏には暗号通貨のマイニングが大人気でGPU価格を吹き上げ、「Pray」を最高解像度で楽しみたい人を困らせました。しかし現在は仮想通貨への需要も下がり、より多くの人がゲーミングPCを買えるようになったのです。 編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。 原文著者:Timothy J. Seppala