「不正ログイン」で高額な不正購入や個人情報流出の被害発生――PW守る対策を

NTTドコモが運営する通販サイト「ドコモオンラインショップ」で不正ログインが発生し、高額なスマートフォン「iPhone X」を勝手に購入される被害が約1000件発生していたことが明らかになった。携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」や、光通信サービス「eo光」などを提供するケイ・オプティコムは、不正ログインにより顧客の情報が閲覧された可能性があると発表している。

最新フィッシング事情――定番3社に加え、通信事業者、カード会社、仮想通貨関連フィッシング多発

実在する企業やサービスを装ったメールやSMSで偽のWebサイトに誘導し、ログイン情報やクレジットカード情報などを騙し取るフィッシングが、6月も休みなく毎日続いた。アップル、アマゾン、LINEのユーザーを狙う攻撃が相変わらず高頻度で繰り返される中、通信事業者やクレジットカード会社、仮想通貨関連のフィッシングも多発した。

「mineo」運営会社、約6500件のIDで不正ログイン--パスワードリスト型攻撃と判明

ケイ・オプティコムは、同社が展開する光通信サービス「eo」や格安モバイル通信サービス「mineo」などを利用するための「eoID」に対し、外部からの不正ログインがあったと発表した。現時点では、顧客データの流出は確認できていないとしている。

2画面スマホの次は?ZTEが9月に発表するiPhone対抗モデルを予想:山根博士のスマホよもやま話

ZTEがアメリカ商務省から受けていた制裁が7月13日に解除されました。それを受けてZTEは、8月31日からドイツ・ベルリンで開催される家電・IT関連展示会「IFA2018」に出展します。プレスカンファレンスも予定されており、新製品が発表されることは間違いないでしょう。なぜなら、制裁期間中だろうとも研究開発チームは次の製品の開発の手を緩めていないからです。 2画面スマートフォンとして話題を集めた「AXON M」も制裁期間の影響を受けて生産が止まり、グローバル展開は進んでいません。AXON Mはヨーロッパにも展開予定だったことから、今からマイナーチェンジをかけてヨーロッパ向けに改めて発表する可能性も十分あります。「AXON M2」なんて製品が発表されたら、ちょっと興味が沸きますね。 関連記事: 折り畳み2画面スマホ Axon M発表。2アプリを並列起動、6.75インチ大画面としても使える変態端末 しかしAXON Mは、SoCがSnapdragon 821ですし、2枚のディスプレイ搭載機であり、フラッグシップモデルとは言えません。フラッグシップ機と呼べる製品は2017年4月発表の「AXON 7s」ですが、それから1年以上経ったものの後継モデルは出てきていません。もしかするとこの制裁期間中に「AXON 8」あるいは「AXON 9」がフラッグシップモデルとして発表される予定だったのかもしれません。 となるとIFA2018では、Snapdragon 845、あるいは同835搭載の最上位モデルが発表される可能性が十分あります。製品名はあえて8や9ではなく「AXON X(テン)」とするかもしれないですね。フラッグシップの「X」と、2画面の「M」。2つのAXONというラインナップは十分ありうるでしょう。 一方、ここのところZTEのフラッグシップと呼べる製品は、関連会社であるNubia(ヌビア)から次々と登場しています。 とはいえSnapdragon 835搭載の上位モデルは2017年6月登場の「Nubia Z17」と、今年4月に発売されたゲーミングスマートフォン「Nubia Red Magic」程度。最新モデル「Nubia Z18 mini」はSnapdragon 660搭載モデルです。しかしカメラは2400万画素+500万画素と高画質で、OPPOやVivoなど中国メーカーの上位モデルに挑むモデルになっています。 関連記事: 約4万円で買えるNubiaのRed Magicは人に見せびらかしたくなるゲーミングスマホだ:山根博士のスマホよもやま話 Nubiaの製品名は上記の型番からもわかるように、他社のナンバリングを早々に追い抜いて今や18までに達しています。ファーウェイが「P10」の後継機を「P20」へと一気に飛ばしたことから、Nubiaはそれを抜こうと次のモデルは「21」にしそうです。 歴代Nubiaは奇数のナンバリングで、前述のZ18は型番のインフレを防止するために17から18へと1つだけ数値を上げたのでしょう。となると次のモデルは19になりそうなものの、P20が存在することを考えると21にする、と筆者は予想します。 なおZ18 miniは登場していますが、miniのつかない「Z18」は登場していません。発売予定だったのでしょうが、ZTE本体の制裁問題があり投入のタイミングを失ったと考えられます。ということで、IFA2018でようやくZ18の代わりとして「Nubia Z21」がアナウンスされる、なんて可能性も捨てきれません。 ZTE、Nubia、どちらから新製品が出てくるにせよ、メモリは6GBか8GBを搭載してくるでしょう。ストレージは過去のZTEの動きを見ると、やや弱気に128GBあたりに抑えられそうです。 カメラはすでに「Nubia Z17s」で実装しているメインデュアル、フロントデュアルの4レンズ構成になるかもしれませんね。「Blade V9」ではローライトカメラを搭載しましたから、夜景もきれい、セルフィーも美しいというカメラ強化端末にもなりそうです。 10月発表予定のファーウェイ「Mate 20」(仮称)がフロント2、メイン3の5レンズになると言われていますから、ZTEとしては少しでも話題性で追随していかなくてはなりません。 それ以外のスペックとして、1.2GBpsのギガビット通信への対応は当然でしょう。ZTEは昨年のIFA2017でSnapdragon 835のX16モデムで1Gbpsの通信速度のデモを行い、今年2月のMWC2018では1.2Gbps対応スマートフォンの参考展示も行いました。 しかし今ではサムスンやファーウェイの端末が1.2Gbpsを実現しており、5Gを待たず4Gでもギガビット通信が現実のものとなりました。ZTEも1年間のテストを経て、ギガビット対応製品を出す準備は整っているはずです。 以上から、IFA2018で発表されるZTEの新モデルを予想すると、 ・製品名:AXON XまたはNubia Z21 ・ディスプレイ:6.5インチ前後、画面比率19:9 ・Soc:Snapdragon 835または845 ・メモリ:6GBまたは8GB ・ストレージ:128GB ・メインカメラ:2400万画素+1600万画素レベル ・フロントカメラ:800万画素+800万画素レベル ・指紋認証センサー:ディスプレイ埋め込み式 ディスプレイのあたりは、Nubiaが早々と左右のベゼルレスを採用していたことから、スタイリッシュなワイドサイズになるものと考えています。あとはいまさら顔認証だと話題になりませんから、ディスプレイ埋込み式の指紋認証センサーが搭載される可能性は十分あると考えます。 そしてもう1つの隠し玉として、5G対応スマートフォンの予告を行うかもしれません。5Gスマートフォンはつい先日、8月14日にLGが2019年のアメリカ投入を発表(Sprint向け)、モトローラも8月2日に合体モジュール「Moto mods」の5GモデムでVerizonの5Gに対応予定の「Moto Z3」を発表したばかり。ここにきて5Gスマートフォンの話題が急に増えています。 関連記事: Moto Modsで5Gに対応するスマホ「moto z3」 モトローラが発表 実は、ZTEのスマートフォンはアメリカでよく売れています。Canalysの調査によると、今年第1四半期のZTEのスマートフォン全出荷台数は660万台で、アメリカ向けはそのうちの7割に達しています。アメリカでのシェアはアップル、サムスン、LGに次いで4位。多くはプリペイド向けのミッドレンジやエントリーモデルですが、AT&TにAXON Mを供給するなど、ハイエンドも出しています。 VerizonとSprintが5Gスマートフォンを出す予定と発表したとなれば、AT&TもZTEと組んで5Gモデルを発表する、という話もありそうです(蛇足ながらそうなるとT-Mobileはどこの5G端末を出すか気になるところ)。 ZTEのスマートフォンはここのところやや勢いを失っている感もありましたが、今回の制裁がわずか3か月で解除されたことから、社内では「よっしゃ!」とやる気が増しているのではないでしょうか。 スマートフォンの開発に必要なもの、それは技術や頭脳でもありますが、一番は「情熱」だと筆者は思います。今のZTEの端末事業部は全員のやる気がみなぎっていることでしょう。果たしてどんなスマートフォンが発表されるのか、気になります。